徳田八十吉の美術品買取情報 トクダヤソキチ

徳田八十吉の美術品を高価買取いたします

徳田八十吉作品のご売却をご検討でしたら、まずはお気軽にご相談ください。
美術品買取専門店としての豊富な経験をもとに、現在の相場を踏まえながら丁寧に査定いたします。

徳田八十吉 耀彩壷
作家名
徳田八十吉(とくだやそきち)
ジャンル
骨董品、陶磁器

徳田八十吉(とくだやそきち)について

徳田八十吉は、九谷焼の伝統を受け継ぐ陶芸家の名跡です。初代から現在の四代まで、それぞれが九谷焼の色彩と上絵付の技術を追究し、時代に応じた独自の作風を築いてきました。

なかでも三代徳田八十吉は、古九谷の色釉を基礎として、複数の色が光を帯びながら移り変わる「燿彩」の表現を確立しました。具象的な絵柄を描く従来の九谷焼とは異なり、色彩そのものを主題とした作品によって、陶芸の枠を超えて国内外で高く評価されています。

初代・二代が築いた九谷焼の基礎

初代徳田八十吉は1873年に石川県で生まれ、古九谷や吉田屋窯に見られる色彩と上絵釉薬の研究に取り組みました。独自に調合した色釉を用いて古九谷の再現に力を注ぎ、1953年には「上絵付(九谷)」の分野で国の無形文化財に選定されています。

二代徳田八十吉は初代の技術を継承しながら、富本憲吉にも学び、伝統的な色絵に現代的な造形感覚を取り入れました。初代が研究した色釉と、二代が追究した器形や造形は、後に三代が独自の色彩表現を生み出す重要な基礎となりました。

三代徳田八十吉と「燿彩」の誕生

三代徳田八十吉は1933年、石川県小松市に生まれました。本名を正彦といい、祖父である初代から上絵釉薬の調合を、父である二代のもとで絵付けや陶芸の技術を学びました。

古九谷五彩のうち、ガラス質ではない赤を除いた紫・紺・緑・黄を基本に、成分の配合を細かく変えることで多数の中間色を作り出しました。これらの色釉を帯状に塗り重ね、高温で焼成することにより、宝石のような透明感と深みを備えたグラデーションを生み出しています。

花鳥や山水などの具体的な文様を描かず、器の表面を流れる色彩だけで光や自然、宇宙的な広がりを表現した点が、三代八十吉作品の大きな特徴です。この独自の様式は「燿彩」と呼ばれ、2003年の古希記念展以降は「耀彩」の表記も用いられました。

人間国宝としての評価

三代徳田八十吉は、日本伝統工芸展をはじめとする展覧会で受賞を重ね、1990年には「燿彩鉢 心円」で国際陶芸展最優秀賞、翌1991年には「燿彩鉢 創生」で日本陶芸展最優秀賞・秩父宮賜杯を受賞しました。

1997年には、重要無形文化財「彩釉磁器」の保持者、いわゆる人間国宝に認定されました。その作品は九谷焼の伝統工芸品としてだけでなく、色と光による抽象表現を追究した現代陶芸としても評価され、美術館や国内外のコレクションに収蔵されています。

四代徳田八十吉への継承

2009年に三代が逝去した後、長女の順子が2010年に四代徳田八十吉を襲名しました。三代から受け継いだ彩釉の技術を基礎としながら、女性ならではの感性や現代的な造形を取り入れた作品を発表しています。

初代による古九谷の研究、二代による造形の展開、三代による燿彩の確立、そして四代による新たな表現へと、徳田八十吉の名跡には九谷焼の伝統と革新が受け継がれています。査定においては、どの歴代による作品かを正しく見極めることが重要です。

BKKCでは、初代・二代の古九谷風色絵作品、人間国宝である三代徳田八十吉の燿彩・耀彩作品、四代徳田八十吉の彩釉作品まで、歴代の特徴と現在の美術市場を踏まえて査定・買取いたします。

徳田八十吉の
代表的な作品

徳田八十吉 彩釉 壷
燿彩鉢「黎明」
燿彩鉢「心円」
耀彩鉢「創生」
燿彩鉢「極光」
燿彩鉢「石畳」
耀彩壺「恒河」
耀彩線文壷

徳田八十吉作品の
買取査定ポイント

徳田八十吉の作品には、初代・二代による古九谷風の色絵作品、三代の彩釉・燿彩・耀彩作品、四代による現代的な彩釉作品などがあります。

同じ「徳田八十吉」の作品でも、どの歴代によるものか、制作時期、銘、技法、器形、大きさ、色彩、共箱、保存状態などによって評価は大きく異なります。BKKCでは、歴代の特徴と現在の美術市場を確認しながら、一点ずつ丁寧に査定いたします。

1
歴代・銘・制作時期

徳田八十吉は初代から四代まで続く名跡です。初代の古九谷研究、二代の色絵と造形、三代の燿彩・耀彩、四代の彩釉作品では、作風と市場での評価が異なります。

特に三代には、襲名前の「徳田正彦」銘、1988年の三代襲名後の「八十吉」銘、1997年の人間国宝認定後に制作された作品(金銘)があります。作品底部の銘だけでなく、共箱の箱書きや印、作風、技法を照合して制作時期を確認します。

2
燿彩・耀彩と色彩の完成度

三代徳田八十吉の作品では、青、緑、黄、紫などの色釉が生み出すグラデーション、透明感、発色の深さ、色彩の移り変わりを確認します。

鮮やかな色釉が器形と調和し、光の広がりや奥行きを感じさせる作品は高く評価される傾向があります。燿彩・耀彩のほか、彩釉、碧明釉、深厚釉など、技法や作風による違いも査定に反映します。

3
器形・大きさ・作品名

徳田八十吉の作品には、壺、花瓶、鉢、大皿、香炉、酒器、ぐい呑などがあります。一般的には、色彩表現を十分に鑑賞できる大型の壺・鉢・飾皿などが評価されやすい傾向にあります。

「黎明」「心円」「創生」「極光」など、作品名が付けられた完成度の高い作品や、展覧会出品作、受賞作に関連する意匠、美術館収蔵品と同系統の作品は、重要な査定対象となります。

4
共箱・付属品・保存状態

共箱に記された作品名、署名、印は、作者や制作時期を確認する重要な資料です。共箱のほか、共布、栞、二重箱、展覧会図録、購入時の書類なども作品と一緒に確認します。

磁器作品では、欠け、ひび、ニュウ、割れ、修復、擦れ、釉薬の剥離などが査定に影響します。特に口縁、高台、壺や花瓶の肩、香炉の耳や蓋など、傷が生じやすい部分を詳しく確認します。

三代徳田八十吉作品の評価について

三代徳田八十吉の作品は流通数が比較的多く、小型の花入や酒器から、美術館級の大皿・鉢・壺まで評価には大きな幅があります。「人間国宝」「三代」という名称だけではなく、作品そのものの完成度を見極めることが重要です。

大型で色彩構成に優れた作品、代表的な燿彩・耀彩作品、展覧会歴や明確な来歴を持つ作品は、現在も高い評価が期待できます。一方、小品や類似した意匠の多い作品は、大きさ、発色、銘、共箱、状態によって査定額に差が生じます。

「燿彩」と「耀彩」の表記について

三代徳田八十吉は、1983年頃から「光り輝く彩」を意味する「燿彩」の名称を多く用いるようになり、2003年の古希記念展以降は「耀彩」の表記も使用しました。

表記が異なるから別の作家や技法ということではありません。作品名、制作時期、底部の銘、共箱の箱書きなどを併せて確認し、その作品の位置づけを判断します。

どの歴代の作品か分からない場合や、共箱が見当たらない場合でも査定可能です。作品全体、底部の銘、共箱の表面と箱書き、共布・栞、傷のある部分などの写真をお送りください。箱や付属品は処分せず、作品を洗浄・補修しない状態でご相談ください。

BKKCで売却するメリット

弊社では、自社開催のアートオークションを毎月開催しております。
刻々と変わる市場の相場を熟知しておりますので、高価買取が可能です。

また、お預かりという形で弊社のオークションへ出品も受け付けております。
査定額よりも高く売却できる場合もございます。
高値で落札されなかった場合でも、事前にご提示した査定額で弊社が買い取ることも可能です。

オークションへの出品をご希望されるお客様は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

買取の流れ

お問い合わせ

お問い合わせ

”フリーダイヤル”・”無料査定フォーム”・”LINE査定”より美術品の情報をお知らせください。

査定結果のご連絡

査定結果のご連絡

各ジャンルの鑑定士が査定し、"24時間以内"にご返答します。

買取方法を選択

買取方法を選択

作品をお送りいただくか、弊社より訪問いたします。

お支払い

お支払い

”現金”もしくは”お振込み”にてお支払いいたします。

買取の流れを詳しく見る

買取の方法

訪問買取

訪問買取

出張費無料
宅配買取

宅配買取

送料無料
来店お持ち込み

来店お持ち込み

その場で査定・買取
買取の方法を詳しく見る

対応エリア

美術品・絵画買取センターでは、日本全国の地域を対象に出張査定・出張買取を承っております。
長年の経験を持つ査定士が、作品の価値を適切に判断し、最適な査定方法をご案内いたします。

北海道エリア
東北エリア
関東エリア
中部エリア
関西エリア
中国エリア
四国エリア
九州エリア

作品の内容等によっては、出張が難しい場合もございます。その際は出張以外の査定方法をご案内させていただきます。

お電話でのお問い合わせ

0120-580-922

電話受付時間:10:00〜17:30 土日祝:03-5809-3009

LINE査定 無料査定フォーム