アイズピリの美術品買取情報 アイズピリ

アイズピリの美術品を高価買取いたします

アイズピリ作品のご売却をご検討でしたら、まずはお気軽にご相談ください。
美術品買取専門店としての豊富な経験をもとに、現在の相場を踏まえながら丁寧に査定いたします。

アイズピリ
作家名
アイズピリ
ジャンル
洋画(海外作家)

アイズピリについて

プロフィール

ポール・アイズピリは、鮮やかな色彩と自由な線によって、花、人物、道化師、港、南フランスの風景などを描いたフランスの画家です。フォーヴィスム、表現主義、キュビスムなどを取り入れながら、明るさと詩情に満ちた独自の具象表現を築きました。

エコール・ド・パリ
油彩画
花と人物
南フランスの風景

モンパルナスの芸術環境

アイズピリは1919年、パリに生まれました。父はバスク地方にルーツを持つ彫刻家で、モンパルナスで古美術店を営み、モディリアーニなど当時の芸術家とも交流していました。

幼い頃から画家たちの作品に囲まれて育った経験は、その後のアイズピリの歩みに大きな影響を与えます。芸術家が集まったモンパルナスの自由な空気は、晩年まで続く創作の基盤となりました。

美術教育と画家としての出発

アイズピリはエコール・ブールで工芸や装飾について学び、国立工房で経験を積んだのち、1936年にパリ国立美術学校へ入学しました。

1943年にはパリで作品を発表し、戦後は若い画家たちとともに本格的な活動を始めます。初期の作品には、戦後の厳しい生活を反映した暗い色彩と、黒く太い輪郭線を用いた重厚な表現が見られました。

戦後フランス画壇での評価

1946年には若手画家の展覧会で評価を受け、ベルナール・ビュッフェやポール・ルベイロールら同時代の画家とともに作品を発表しました。

1951年にはフランスの国家賞を受賞し、ヴェネツィア・ビエンナーレへフランス代表として参加します。これを機に、戦後のエコール・ド・パリを担う画家の一人として知られるようになりました。

その後、画商ポール・ペトリデスの画廊でも紹介され、藤田嗣治、ユトリロ、ヴァン・ドンゲンなど、パリで活躍した画家たちと接点を持ちながら活動を広げていきました。

鮮やかな色彩への変化

1950年代以降、アイズピリの画面は次第に明るさを増していきます。形を簡潔に捉え、赤、青、黄、緑などの鮮やかな色を大胆に配置することで、現在よく知られる画風を確立しました。

太く伸びやかな線と、平面的で装飾性のある構成には、フォーヴィスム、表現主義、キュビスムなどの影響が見られます。一方で、どの作品にもアイズピリ独自の温かさ、ユーモア、親しみやすさが感じられます。

花・人物・南フランスの風景

アイズピリを象徴する題材の一つが、花瓶に生けられた花です。輪郭を単純化した花や葉を色面として配置し、切り紙やステンドグラスを思わせる華やかな画面を生み出しました。

道化師、女性、子ども、鳥、楽器などを描いた作品には、幼少期の記憶やサーカス、演劇への関心が表れています。人物の表情や動きには、喜びだけでなく、どこか幻想的で物憂げな雰囲気も感じられます。

また、パリ、バスク地方、サントロペ、カンヌ、ヴェネツィアなどの街や港も繰り返し描きました。南フランスの光を感じさせる明るい風景画は、花の作品と並んで人気のある題材です。

ギャルリーためながとの出会い

1970年頃、アイズピリは日本の画商・為永清司と出会い、ギャルリーためながとの関係を深めます。この出会いによって制作環境が安定し、アイズピリはより自由で伸びやかな表現へと進んでいきました。

日本では展覧会を通じて数多くの作品が紹介され、明るい色彩と親しみやすい題材によって幅広い支持を得ます。油彩画や水彩画だけでなく、リトグラフも多数制作され、アイズピリの作品が広く知られるきっかけとなりました。

日本で広く親しまれた画家

アイズピリの明るい色彩と装飾性のある画面は、日本の住宅や企業空間とも調和し、個人のコレクションだけでなく、企業の応接室、役員室、ホテル、医療機関などにも作品が収蔵されました。

国内ではリトグラフの流通が特に多い一方、企業や団体が長期間所有してきた油彩画、水彩画、グワッシュなどの一点ものが見つかることもあります。こうした原画には、版画とは異なる筆触や色彩の重なりを直接感じられる魅力があります。

晩年まで続いた創作

アイズピリは90歳を超えても制作を続けました。長い画業のなかで表現を変化させながらも、花、人物、港、街、家族、子どもといった身近な題材を描き続けています。

素朴さと洗練、力強さと優しさ、幻想性と日常性が共存する作品は、戦後フランス具象絵画のなかでも独自の位置を占めています。

現在も油彩画、水彩画、グワッシュ、素描、版画など幅広い作品が流通しており、とりわけ鮮やかな色彩で描かれた花、人物、港や南フランスの風景は、アイズピリを象徴する作品として親しまれています。

1919年5月14日生まれ、2016年1月22日没。

アイズピリの
代表的な作品

アイズピリ 花
「花」
「サントロペ」
「青い背景の花束」
「小さな鳥の花瓶」
「アトリエと王女」
「マイア」
「ドゥカーレ宮殿」
「黄色いチューリップ」
「水差しの花」
「トランプ占い」
「海辺の旅芸人」
「尾道風景」
など

アイズピリ作品の
買取査定ポイント

アイズピリの作品には、油彩画、水彩画、グワッシュ、素描、リトグラフなどがあります。国内では版画作品が数多く流通していますが、一点ものの油彩画や水彩原画とは市場での評価基準が大きく異なります。

同じ花や風景を描いた作品でも、技法、題材、色彩、制作年代、大きさ、来歴、鑑定書、保存状態などによって査定額が異なります。BKKCでは作品の種類を確認し、現在の取引相場を踏まえて査定いたします。

1

油彩・水彩・版画など作品の種類

アイズピリ作品では、キャンバスに描かれた油彩画、紙に描かれた水彩画、グワッシュ、パステル、素描などの一点ものと、複数制作されたリトグラフなどがあります。

原画と版画では市場価格が大きく異なるため、最初に技法を確認することが重要です。印刷による複製画やポスターも流通しているため、画面だけでなく余白、裏面、紙質、作品情報も確認します。

2

花・人物・港などの題材

鮮やかな色彩で描かれた花束は、アイズピリを象徴する題材です。花の配置、背景色、色彩の明るさ、画面の大きさなどによって評価が異なります。

道化師、女性、子ども、鳥、楽器、サントロペやヴェネツィアの港などにも需要があります。自由な線と鮮やかな色彩が明確に表れ、画面全体の完成度が高い作品は評価しやすい傾向があります。

3

版画のサイン・限定部数・発行元

国内で見られるアイズピリ作品の多くはリトグラフです。版画の場合は、画面または余白にある直筆サイン、限定部数、エディション番号、制作工房、発行元などを確認します。

流通数の多い版画は一点ものの原画より評価が低くなる傾向がありますが、人気の図柄、直筆サインの有無、サイズ、余白の状態、現在の需要によって査定額が異なります。

4

アイズピリ協会の公式鑑定

油彩画、水彩画、グワッシュ、素描などの一点ものでは、真贋確認と鑑定書の有無が重要です。現在は、フランスのポール・アイズピリ協会が作品の調査、認証、カタログ・レゾネの編纂を行っています。

協会の鑑定書が付属している場合は、作品と一緒にご提示ください。古い画廊証明書や販売証明書がある場合も、現在の公式鑑定との関係を含めて確認します。

5

日本国内の公式鑑定窓口

日本では、ポール・アイズピリ協会から委託を受けたギャルリーためながが、国内唯一の公式鑑定窓口となっています。

鑑定には作品本体の確認や資料の提出が必要になる場合があります。ただし、査定前に必ずご自身で鑑定を取得する必要はありません。作品の内容と現在の市場性を確認し、鑑定を進める意味があるかを判断したうえでご案内します。

6

来歴・画廊シール・購入資料

ギャルリーためながをはじめ、画廊や百貨店の販売証明書、領収書、展覧会図録、作品ラベルなどは、作品の来歴を確認するうえで重要です。

額裏や作品裏面に残る画廊シール、作品名、制作年、管理番号なども手がかりになります。作品本体から剥がしたり、古いシールを処分したりせず、そのままの状態でご相談ください。

7

サインと作品裏面の確認

画面上のサインだけでなく、キャンバスや紙の裏面にある署名、作品名、制作年、書き込みなども確認します。

サインがあることだけで真作と判断することはできません。筆致、絵具、色彩、紙質、作品を支えている素材、画面の構成、来歴資料などを総合して確認します。

8

保存状態と修復の有無

油彩画では、ひび割れ、絵具の浮きや剥落、変色、カビ、キャンバスのたるみ、加筆、修復の有無などを確認します。

水彩画や版画では、紙の退色、シミ、波打ち、折れ、カビ、額装による変色などが評価に影響します。ご自身で清掃や修復を行わず、現在の状態のままご相談ください。

法人所有のアイズピリ作品について

企業の応接室、役員室、会議室、ホテル、医療機関、商業施設などに、アイズピリの油彩画や水彩原画が長期間飾られているケースがあります。特に、画廊や百貨店から購入された花、港、人物などの作品が法人資産として保管されていることがあります。

資産台帳から除却済みの場合や、購入時期・購入金額が分からない場合でも査定は可能です。資産台帳、請求書、領収書、画廊の販売証明書、社内保管記録などが残っている場合は、作品と一緒にご用意ください。

「原画か版画か分からない」「鑑定書が見当たらない」「会社で購入した時期や金額を確認できない」という場合でも問題ありません。作品全体、サイン、作品裏面、額裏、シール、付属資料などの写真をお送りいただければ、まずは無料で確認いたします。

BKKCで売却するメリット

弊社では、自社開催のアートオークションを毎月開催しております。
刻々と変わる市場の相場を熟知しておりますので、高価買取が可能です。

また、お預かりという形で弊社のオークションへ出品も受け付けております。
査定額よりも高く売却できる場合もございます。
高値で落札されなかった場合でも、事前にご提示した査定額で弊社が買い取ることも可能です。

オークションへの出品をご希望されるお客様は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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