1876年～1958年
フランスの画家。
パリで音楽家の両親のもとに生まれ、音楽の手ほどきを受けながら育つ。
しかしヴラマンクは、自転車競技に憧れ、17歳で家を出て自転車レースやボートレースに出て生計を立てていた。
身体を壊して競技人生を断念し、後にフォーヴィズムの画家となるドランと出会い、画家として活動するようになる。
その後マティスとも出会い、フォーヴィズムの芸術運動に参加し、ゴッホからの影響とされる豊富な色彩とダイナミックな筆づかいで風景を描いた。
その後もセザンヌらから影響を受けながら、平面的な構成と落ち着いた色使いへと、独自のスタイルを構築させた。
パリの都市風景よりも田舎の素朴な風景を好んで描いた。

「シャトゥーの家並み」
「雪の村」
など