
西洋アンティークとは
西洋アンティークとは、イギリスやフランス、ドイツやオーストリア等のヨーロッパを中心とした「西洋文化」における長い歴史の遺物、美術品群の総称であり、陶磁器やガラス、シルバー(銀細工)、貴金属や彫刻などさまざまなものがあります。
西洋アンティークの範疇は非常に広く、1つ1つの作品群にいわれや歴史があります。たとえば西洋で発達した「銀細工」の文化は中世ヨーロッパのキリスト教文化とともに大きく発展したもので、かつては十字架や聖杯などに用いられました。17世紀にはフランス国王ルイ14世がヴェルサイユ宮殿において見事な銀製家具を作り、ヨーロッパ中で銀製品が流行した経緯もあります。
ガラスではエミール・ガレやドームナンシー(ドーム兄弟)、陶磁器ではドイツのマイセンやイギリスのウェッジウッド、デンマークのロイヤルコペンハーゲンなどが有名ですが、西洋アンティークの有名なガラス・陶磁器では偽物も多く出回っており、サインや窯印・制作年代の判別は一般の方には多少難しいものとなっています。
《陶磁器・取り扱い一覧》
《ガラス・取り扱い一覧》
《ブロンズ・彫刻・取り扱い一覧》
- オーギュストモロー
- オーギュストロダン
- ギュスターブモロー
- ジャン=アントワーヌ・ウードン
- マチュランモロー
- ロダン
西洋アンティークの楽しみ方
西洋アンティークは範疇が広いため、まずは好みに合ったジャンルを探してみるようお勧めします。
たとえば銀食器がとても好きな方、マイセン陶磁器を好まれる方、陶磁器はすべてウェッジウッドで揃えている方なども多数いますしボヘミアングラスなどアンティークのガラス細工を好まれる方、リヤドロの雰囲気が好きな方、ブロンズ像や彫刻品を好まれる方もいます。一度虜になるとコレクターとなる方も多いので、いろいろなアンティーク作品を見て「好き」と思えるものを探してみてください。
また作品の背景を知るのもお勧めです。「いつ頃、どの国でどのような人が作ったのか、または作らせたのか」。そういった事情を知るだけでアンティーク作品を見る視点が変わってきます。
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