向井潤吉
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向井潤吉(むかいじゅんきち)について
明治34(1901)年11月30日～平成7(1995)年11月14日
京都市出身の洋画家。
父は宮大工の家柄で、東本願寺の建築にも関わる。
京都市立美術工芸学校予科に入学し、日本画を学ぶが、父の反対を押し切り、中退。関西美術院へ入り、４年間油絵を学ぶ。
1919年に第6回二科展に「室隅にて」で初入選する。翌年、上京。川端画学校に通うが年内には京都に戻り、大阪高島屋呉服店図案部に勤務し始める。
1927年に、渡欧。フランスのアカデミー・ドラ・グラン・ショーミエールに通う中、ルーブル美術館などで模写をして過ごした。
戦中は、陸軍報道班員として、戦争記録画の制作に従事することになる。終戦後は、行動美術協会を創立し、生涯の題材として、日本全国の民家を描き始める。
1993年には、東京都世田谷区にあった向井潤吉のアトリエ兼住居を美術館として改装。
デッサンや油絵とともに世田谷区に寄贈され、向井潤吉アトリエ館として開館した。
向井潤吉の代表的な作品
「坑底の人々」
「峠の下の村」
「六月の田園」
「微雨」など
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