酒井田柿右衛門

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酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)について

酒井田柿右衛門は370年続く佐賀県有田の陶芸家であり、柿右衛門の名前は代々が襲名する。


17世紀に酒井田喜三右衛門が赤絵の磁器の焼成に成功し、初代酒井田柿右衛門を名乗る。
初代柿右衛門は、乳白色の地肌に赤色系の上絵を焼き付ける柿右衛門様式と呼ばれる磁器の作風を確立した。
海外にも輸出され、西欧では柿右衛門手と称される模倣作が作られた。
江戸後期以降、衰退していた濁手素地の技法を十二代・十三代柿右衛門親子が復活させる。
昭和30年、記録作成等の措置を構ずべき無形文化財に選ばれる。
昭和46年、柿右衛門製陶技術保存会を設立。同年、「濁手」が国重要無形文化財総合指定を受ける。
十三代柿右衛門の没後は、十四代が襲名し、2001年には人間国宝に認定、2005年には旭日中綬章を受章するなど、非常に高い評価を得た。

現在は、2014年に襲名した十五代により酒井田柿右衛門の伝統が受け継がれている。

柿右衛門様式について

柿右衛門様式の代表的な手法が「濁手(にごしで)」と呼ばれる独自の乳白色の素地である。
従来の白磁が青みがかった色合いであるのに対し、濁手は乳白色で独特な白さがある。
濁手はその上の色絵がはっきりと映り、色彩の鮮やかさがより際立っている。
濁手は素地の調合が難しく、複数の陶石を混ぜるため、収縮による歪みや破損も多く、良品を作るためには採算が合わなかったこともあり一時は衰退した。
十二代・十三代によって復活を遂げて以降、現代でも濁手によって作られた柿右衛門の作品は独特の気品高さがあり、見る者を魅了し続けている。

柿右衛門の買取査定のポイント

他の陶磁器と同様、傷や欠けの有無は非常に重要なポイントとなります。
また、共箱に入っているかどうかで評価がかなり変わってきます。
最近ではネットオークションなどで柿右衛門の贋作も多く流通しているため、箱書き・陶印などきちんと見分けられる鑑定士に見てもらうことをお勧めいたします。
美術品・絵画買取センターでは酒井田柿右衛門の作品を特に高価買取しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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