人間国宝

「人間国宝」とは、日本国内で伝統的な技芸・文化・芸能などの分野において、その技能・技術が優れた人物に贈られる称号のことです。

美術品においての人間国宝は、主に工芸品の分野において認定されます。陶芸、漆芸、染色、金属工芸、漆器、籠、和紙、織物など、日本の伝統的な工芸品の技術を持つ職人たちが対象となります。

人間国宝に認定されることは、その職人の技術や作品が、国の文化財として扱われることになります。また、後継者の育成や、その技能を伝承するための取り組みが期待されることも特徴の一つです。