エマ・ブリッジウォーター

エマ・ブリッジウォーターとは、イギリスの陶磁器メーカーのことです。創業は1985年で他の老舗メーカーと比べると浅めですが、創業当初から急速に成長し、2012年にはエリザベス女王即位60周年を記念した商品を製造。キャサリン妃が工場を訪れて絵付けを体験したこともあり、一定の地位を確立しています。

エマ・ブリッジウォーターが設立したきっかけは、設立者のエマが自身の母親への誕生日プレゼントを探していたことです。エマは特別なティーカップとソーサーを探していたのですが、どのお店でも思ったものが見つからなかったため、「それなら自分で作ってしまおう」と思い立ったのが始まりでした。

エマ・ブリッジウォーターの製品の魅力は、カラフルでポップなデザインです。従来のメーカーが製造販売していたフォーマルかつ可憐なデザインからは一線を画し、色とりどりのシンプルなものが充実しています。

製造拠点を海外に移すイギリスのメーカーも多いなか、一貫して国内の工場のみで製造を続けているのがエマ・ブリッジウォーターの特徴。人気シリーズの「スポンジウェア」は、スポンジスタンプに様々な色のインクを付けてポンポンとスタンプのように模様をあしらっています。

ほかにも、白い食器に黒文字を大きく配した「ブラックトースト」、自然界をテーマにした「ネイチャー」などを展開しています。いずれもエマの家族や自然、田舎暮らしからインスピレーションを受けてデザインされており、家で使いたいと思える製品を製造しているメーカーです。