吉田美統 「釉裏金彩 椿寿」

2023.2.7

吉田美統 釉裏金彩 椿寿

吉田美統「釉裏金彩 椿寿」を買取させていただきました。

人間国宝である吉田美統が30年以上研究を続けた「釉裏金彩」の技法で制作された花瓶です。
※釉裏金彩(ゆうりきんさい):厚さの異なった金箔を切り取って模様をつくり、その上から透明度の高い釉薬をかけて焼き上げた、独特の作風で、金の絵の具を使って筆で描く金襴手(きんらんで)とは異なり、金箔を配置することで絵や模様を描いていくという技法。

椿寿は、荘子に出てくる大椿が春を8千年、秋を8千年としていたことから、長寿を象徴する言葉です。

共箱で、お品物の状態も良く、精一杯の査定額にてご売却いただきました。