「地震や水害で傷んだ美術品は売れる?処分する前に確認したいこと」

2026.8.23

地震で額が割れた絵画、水に濡れた掛け軸、泥やカビが付いた美術品でも、直ちに価値がなくなるとは限りません。作家、希少性、来歴、損傷の範囲、修復可能性によっては、傷んだ状態でも査定や買取の対象になります。

最優先は人の安全です。建物の安全が確認できない場所へ作品を取りに戻ったり、割れたガラスや倒れかけた彫刻に素手で触れたりしないでください。

安全を確保できたら、片付ける前に被害状況を撮影します。作品全体、損傷箇所、裏面、サインや落款、保管場所、落下・浸水の状況を残しましょう。鑑定書、保証書、購入記録、美術品保険の証券も確認します。保険会社へ連絡する前に廃棄や修復を行うと、損害の確認が難しくなることがあります。

水損した作品を洗剤や水で洗う、泥をこする、ドライヤーや直射日光で急乾燥させる行為は危険です。掛け軸や紙作品を濡れたまま無理に広げると、絵具や紙が剝がれることがあります。油彩画の浮いた絵具、割れた陶磁器の破片、外れた額の部品も捨てず、作品ごとに分けて保管してください。

濡れた作品はカビが急速に広がる可能性があります。ほかの作品から離し、無理に密封せず、できるだけ早く修復の専門家や美術品を扱う業者へ相談します。材質によって適切な処置が異なるため、自己判断での応急処置は避けましょう。

査定では、災害前の写真や過去の査定書も重要です。損傷前の状態、今回の被害、修復費用を確認することで、現状での市場性を判断しやすくなります。

美術品・絵画買取センターでは、地震、水害、落下などで傷んだ作品も写真からご相談いただけます。処分や修復を決める前に、現在の状態のままお問い合わせください。

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