美術品・絵画買取センターの電車広告(都営地下鉄)掲載中です

2019.7.23

7月中旬より1ヵ月間、都営地下鉄線の窓上に弊社の広告を掲載しております。

いつもはテレビCMやラジオCM、折り込みチラシなど色々な媒体を使用しておりますが、今回は初めて電車の窓上広告をトライしてみました。

使用している路線は、弊社の最寄り駅「東日本橋」を通る都営地下鉄浅草線になります。

地下鉄浅草線は、スカイツリーのある押上駅から西馬込駅までが区間となりますが、京急線・京成線とも乗り入れしており、最長で神奈川県の三浦海岸のほうから千葉県の成田空港まで繋がっています。

できるだけ多くの方に見ていただければ嬉しいです。

最近、特に生前整理・遺品整理のお問い合わせが多く、評価が分からないまま処分してしまった、と聞くケースがよくあります。

ご親族が遺してくれたものを処分する前に一度お声がけしていただければ…と思うことも多々あり、少しでも弊社がお役に立てればと思っております。

これからお盆に向けてご家族様が集う時でもありますので、スマホから少しだけ目を上げて…断捨離の一環として思い出してくれれば大変幸いです。

長かった梅雨の明けも間近ですが、来る猛暑に負けないようどうぞご自愛くださいませ。

 

絵画買取・美術品買取の見えづらい点、分かりづらい点について

2019.1.18

今回は、絵画の買取、美術品の買取についてのよくある疑問や不安に思われることについて少々触れたいとおもいます。 そもそも、今回の記事を書くきっかけとなったのは、私の知人から「今は色んなものを買取できる会社があって便利になったけど、絵とか美術品ってよく分からない世界だし不安だよね~」という些細な会話の中から、少しでもお役に立てる情報が提供できれば、と思った次第です。 ブランド、金、家電、本、着物など今や買取会社さんのCMを見ない日はないと言っても過言ではないほど、買取ビジネスも盛んです。 超高齢化社会になる日本も、不要なものを現金化する傾向は今後も増えていくと予測されます。 (フリマアプリ等の躍進により、リユース業界の市場規模はなんと2兆円以上!と言われています) その中でも、特に絵画や美術品、骨董品は一般のお客様には分かりづらい・見えづらいところが多いのではないでしょうか。   なぜ、絵画や美術品が分かりづらいかというと… 1.ネットで調べても買取相場が分からない 2.有名な(高い)作家でも、作品や状態によって値段が全く違う 3.買取会社によって、買取査定額が違う というのが主な理由でしょうか。   それぞれ紐解いてみたいと思います。
  1.ネットで調べても買取相場が分からない 今は本当に便利な時代になりましたので、ネットで調べればたいていのことは分かりますが、絵画や美術品の相場についてはそもそもの定価が分かりづらいため、手持ちの作品についても相場がなかなか見えてこないところがあります。 ネットオークションでどれくらいの価格で落札されたか等は把握できますが、実際の相場とは違うことも多く、高く買いたい人がいれば極端に高い価格で落札されていることもあるので、本当の相場が見えづらいのが実情です。 2.有名な(高い)作家でも、作品によって値段が全く違う 絵画を例にしますと、有名な画家でも、描いているモチーフ、サイズ、技法(油彩・水彩・デッサン・版画等)、制作年代によって全く評価が変わります。 これは骨董品などの作家にも当てはまります。 古い時代のものになると、たとえ良い作品でも状態が悪ければそれだけで価値が下がり、中には修復が必要になるものもあるため、評価額は下がります。 3.買取会社によって、買取査定額が違う 絵画や美術品の買取を謳う会社も数多く存在します。 それぞれ得意分野、鑑定・査定できる範囲に違いがあるため、作品やお品物によっては買取査定額に大きく開きがあることは事実です。 買取会社が持つ販売先(出口)を多く持っているところが、比較的高く買い取りすることが可能と言えます。   では、どこを基準に査定をお願いすれば良いでしょうか?
  ★それぞれの分野で専門の鑑定士が在籍している会社 絵画・美術品・骨董品の知識は、一朝一夕で習得できるものではありません。 実際に品物を見て判断ができる経験豊富な鑑定士が在籍する会社にお願いしたほうが良いでしょう。 お客様のお宅でネットを見て相場を調べるところは論外と言えます。 ★査定した金額で買い取る会社 ネット経由でメールやLINEなど、比較的簡単に査定ができるようになりましたが、最初に査定した値段から理由をつけて実際の買取額を下げるところも多く見られます。 下げる理由は一般のお客様には分からないような作品の状態など、非常に見えづらくしている部分もありますので、下がる場合には誰でも納得できるきちんとした説明をしてもらいましょう。 理由がない限り、最初に査定した金額と実際の買取額を変えない会社にお願いしたほうが良いでしょう。 ★作品を大切に扱ってくれる会社 絵画や美術品は消耗品と違い、作品の持つ魅力や作家の思いに惚れて購入されていることが大半です。 単なる利益を生み出すもの、金儲けだけで商売している会社は作品の扱いも雑です。 美術品は文化を繋ぐものであり、次のお客様に楽しんでもらいたい、という思いで扱ってくれる会社に売却することをお勧めします。
  上記の3点については、ネット検索などで査定依頼した際には簡単には分からないと思いますが、ホームページをよく見て、お客様のほうから分からないことや疑問に思うことは何でも率直にお聞きしてみてください。 その上で面倒くさそうに対応する会社や、回答をはぐらかすようなところには大切な作品を売却することはやめたほうが良いでしょう。 以上、まとめてみましたが、当社ではなるべくお客様の思いやご希望に添えるよう、努力しております。 査定やお値段についてだけではなく、お手持ちの美術品や相続など、疑問に思うことやお困りのことについて、いつでもお問い合わせくださいませ。   今年もお客様とのご縁と出会いを大切にして、日々丁寧に精進していきたいと思う平成最後の1月でした。

今年も誠にありがとうございました

2018.12.29

平成30年も年の瀬を迎え、めっきり寒くなってまいりました。 おかげさまで弊社も無事に1年間の営業が終了いたしました。 (査定は年中無休で受け付けております) 今年も年始から年末まで、本当に多くのお客様からお問い合わせをいただき、それぞれ一期一会の出会いに心より感謝しております。 美術品・絵画の査定、買取をメインに事業を行っておりますので、お客様のご事情やお取引の内容も様々です。 ただ、年々感じますのは、お客様自身がご高齢になり、絵画や美術品を整理したいというご要望が増えてきていることを特に実感いたします。 ご自身が好きで集めてきたけれど、お子さんやお孫さんの趣味と合わず、いらないと言われたので現金に換えられるうちに売却したい、という方が実に多いと体感しております。 高齢化社会がますます進み、これから先もこのようなケースが増えていくことが予測されますが、美術品や絵画の需要が下がっていくことには少し寂しさを感じます。 美術品全般の相場も、一部を除き明るい見通しとは言えないのが正直なところです。 ですが、中には驚くようなお値段で取引されているものがあるのも事実です。 現代アート、中国骨董、19世紀の絵画、浮世絵など…まだまだ日本にはそういったお品物が数多く眠っています。 2019年も、美術品・絵画・骨董品を通したお客様との出会いを大変楽しみにしております。 来年も皆さまにとって良い一年になりますことを、心よりお祈り申し上げます。 本年も誠にありがとうございました。   美術品・絵画買取センター 代表取締役・社員・鑑定士一同  
《年末年始の営業》につきましては、下記の通りとなります。 【2018年】 営業終了:12月27日(木) 【2019年】 営業開始:1月7日(月) 宅配買取・ご来店お持込みに関しましては、1/7より順次承ります。 査定のお問い合わせにつきましては、年末年始も変わらず受け付けておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。

《中村キース・ヘリング美術館》~出張買取のついでに行ってみました~

2018.10.8

先日、長野県へ草間彌生先生の作品を出張買取してきました。 とんぼ返りももったいないので、帰る道すがら、前から行ってみたかった山梨県小淵沢にある「中村キース・ヘリング美術館」に立ち寄ってきました。 美術館の存在は知っていましたが、なかなか素晴らしい体験でした。 〈美術館外観〉 とてもモダンです。長野出身の北川原温氏の設計とのこと。 中村キースヘリング美術館は、医療業界大手シミックの代表取締役である中村和男氏が創設した美術館で、1987年からキースヘリングのコレクションを始めたそうです。現在約200点をコレクションされており、同美術館は2007年に開業。 2015年には、ホテルキーフォレスト北杜の開業に併せ、美術館を増築しリニューアルオープンしています。 今回の企画は、キースヘリング生誕60年「キースヘリング:社会に生き続けるアート」です。 圧巻のコレクションで、一部を除いて撮影も可能ということで、かなり撮影してしまいました。 「無題(ピープル)」1985年 アクリル・油彩・モスリン布 「無題(踊る2人のフィギュア)」1989年 アルミニウムにペイント 「無題(デイグロー・ペインティング)」1983年 デイグロー/キャンバス 床と壁一面にプリントされたモノクロの独特の模様によって、作品がより活きています。 そして側面には、シルクスクリーン「無題(繁殖の図)」5点が展示。個人的にはこれがすごく好きでした。   こんなものまでありました。 「無題」オートバイにマーカー(ヤマハモデル#XT250K) ずっと見ていたら、学芸員さんが近づいてきてこのバイクについて色々と教えてくれました。 場所を移して、自由の展示室へ。 こちらには「ザ・ブループリント・ドローイングス」と呼ばれる17点のシルクスクリーンが展示。 ブループリントドローイングスは1990年12月から数週間をかけて制作されたもので、元々ブループリント(青写真法)をする企画があり、皮紙に墨で描かれた作品。 オリジナルのドローイングは全て売れたため、現在は所在が不明ですが、手放す前にドローイングを撮影していたことにより、この版画が制作できた、とのことです。貴重ですね。   そしてキースヘリングを有名にしたきっかけとなった「サブウェイ・ドローイング」も3点ありました。約5年続けられた地下鉄構内の広告版にペイントする活動の一部です。 「無題(サブウェイ・ドローイング)」1981年~1983年 白墨・紙・板 そこまで期待していなかったからか、実に見ごたえがありました。 余韻を引きずったまま、「ポップショップ」でグッズを衝動買いしました。 31年という短い生涯を駆け抜けたキースヘリングの生き様と世界観を、ここ日本で感じ取れることができる世界でも数少ない貴重な施設だと思います。 日々、色々な絵画や美術品に触れていますが、たまには仕事の視点から離れて素晴らしい作品を見ることはとても重要だと再認識できました。 山梨へお出かけの際には、是非中村キースヘリング美術館へお立ちよりすることをお勧めします! 弊社ではキース・ヘリングの作品の買取、査定に力を入れておりますので、お気軽にお問い合わせください。