大切なのは「高く見せること」ではなく、「正しく評価してもらうこと」です 🎨
絵画を売却しようと考えたとき、多くの方が気になるのは「少しでも高く売りたい」ということではないでしょうか。
実際の査定でも、「何か準備をしておいた方がいいですか?」というご質問をよくいただきます。
しかし、美術品の世界では、無理に手を加えることが必ずしもプラスになるとは限りません。
長年査定を行ってきた経験から申し上げると、作品本来の価値を正しく評価してもらうことが、結果として納得のいく売却につながります。
ここでは、査定前に知っておきたい5つのポイントをご紹介します。
1. 作品に手を加えない 🖼️
「少しでもきれいな状態で見てもらいたい。」
そう思って絵画を拭いたり、額縁を磨いたりされる方がいらっしゃいます。
しかし、油彩画や日本画、版画などは非常に繊細です。
自己判断で清掃や補修を行うことで、絵具や紙を傷めてしまう場合があります。
美術品保存の分野でも、不適切なクリーニングや修復は作品の状態に影響を与える可能性があるとされています。
査定を受ける際は、そのままの状態でご相談いただくことをおすすめします。
2. 付属品はできるだけ揃える 📦
共箱、黄袋、鑑定書、保証書、画廊の領収書、購入時の資料などが残っている場合は、一緒にご用意ください。
これらは作品の来歴や真贋を確認する手掛かりとなり、適正な評価につながる場合があります。
額縁の裏に貼られた画廊ラベルや展覧会ラベルも、処分せず残しておくことが大切です。
3. 美術品を専門に扱う買取店へ相談する
美術品は、一般的なリサイクル品とは評価基準が異なります。
作品の価値は、作家名だけでなく、技法、制作年代、保存状態、来歴、市場での需要など、多くの要素を総合的に判断します。
そのため、美術品を専門に取り扱う買取店へ相談することで、作品の特徴を踏まえた査定を受けやすくなります。
4. 売却を急がない
急いで売却先を決めるよりも、査定内容や説明をしっかり聞くことが大切です。
作品の評価理由を丁寧に説明してくれるか。
どのような販売ルートを持っているか。
安心して相談できる相手か。
査定額だけではなく、その背景まで理解できると、納得したうえで売却を判断しやすくなります。
5. 市場価格は変化することを知っておく 🌿
美術品の価格は一定ではありません。
展覧会の開催、作家への再評価、国内外の需要、コレクターの動向などによって、市場価格は変化します。
「昔買った価格」と「現在の査定額」が異なることも珍しくありません。
また、インターネット上の販売価格は実際の取引価格とは異なる場合があります。
現在の市場動向を踏まえた査定を受けることが、適正な評価につながります。
一枚の絵には、それぞれの価値があります
査定とは、「高い」「安い」を決めるだけの作業ではありません。
その作品が、どのような背景を持ち、現在の市場でどのように評価されるのかを見極めることです。
私たちが作品を拝見するときは、一枚の絵に込められた時間や思いも大切にしています。
もし売却をお考えでしたら、まずは作品をそのままの状態で保管し、専門店へご相談ください。
適正な評価を受けることが、大切な作品を納得して次の持ち主へ託す第一歩になると考えています。
絵画・美術品査定のご相談

▶️ 無料査定フォームはコチラから
▶️ LINE査定はコチラから
▶️ 代表者インタビュー

