アートガラスとは、ガラスを使ったクラフトアートのことです。ガラスやアクリルなどに鉛製のリード線と特殊カラーフィルムを貼り付けて制作し、ステンドグラスのような見た目なのが特徴です。絵画のように壁にかけて飾ったり、インテリア雑貨として棚の上に置いたりと、インテリアアートとして人気があります。
ステンドグラスとの大きな違いは、カットしたガラスを使っているかどうかです。ステンドグラスは色が付いたガラスを専用の工具でカットして、金属製のフレームでつなぎ合わせて1つの作品を作ります。一方、アートガラスは1枚の大きなガラスに、カラーフィルムを貼ったり絵の具で塗装したりして色を付けるのが特徴です。
アートガラスの作り方や使用する材料の種類はとても多く、リード線とカラーフィルムを用いる以外にも、ナイフやピックでイラストを転写したり、ステンド絵の具やアクリル絵の具といった塗料を使ったりすることもあります。貼るカラーフィルムは紫外線に強く、リード線には飛散防止効果もあるため、完成後はインテリア雑貨だけでなく、建築資材として活用することも可能です。
アートガラスは、「グラスアート」や「フィルム・アンド・リード」と呼ばれることもあります。日本国内のアートガラスの作家としては、「幸せを紡ぐ絵」をテーマに個展の開催やグループ展への参加を精力的に行っている松本圭や、日本グラスアート協会のコンクールでの受賞経験がある藤井眞澄などが挙げられます。

