「引っ越しを機に絵画を売るには?梱包・運搬前に確認したいこと」

2026.8.18

引っ越しは、長く飾っていない絵画を整理するよい機会です。ただし、価値が分からないまま不用品として処分したり、作品を梱包してしまったりすると、査定に必要な情報や付属品を失うことがあります。荷造りの前に、まず作品の確認と撮影を行いましょう。

撮影したいのは、額縁を含む全体、画面、サインや落款、裏面、額のラベル、箱書き、鑑定書や保証書です。縦横の寸法も測り、作品ごとに番号を付けておくと、複数点を査定する際の取り違えを防げます。

額縁の裏に画廊や百貨店のシールがある場合、購入先や来歴を確認する手がかりになります。引っ越し業者へ渡す前に裏面も撮影してください。ただし、裏板や額を無理に外す必要はありません。作品を傷つけるおそれがあるため、見える範囲で十分です。

購入時の領収書、保証書、鑑定書、展覧会図録、作家や画廊からの手紙は、作品とは別の場所から見つかることがあります。書類や箱だけを先に処分しないよう注意しましょう。古い共箱や傷んだ額縁も、査定前に捨てないことが大切です。

ほこりやシミがあっても、水拭き、洗剤、アルコール、粘着テープなどは使用しません。見栄えを整える目的で自分で修復すると、かえって評価を下げる場合があります。

売却を検討している作品は、梱包前に写真査定を受けると効率的です。大型作品や点数が多い場合は、出張査定を利用すれば、無理に運ぶ必要がありません。

運搬する場合は、作品の寸法、重量、額縁の材質、ガラスの有無を業者へ伝えます。一般の家財と同じ補償が適用されるとは限らないため、美術品の取り扱い実績と補償範囲も確認してください。

引っ越し期限が迫っていても、処分を急ぐ必要はありません。美術品・絵画買取センターでは、作者不明の絵画や、箱・鑑定書がない作品も査定しています。梱包や搬出の前にご相談いただければ、作品に適した査定方法をご案内します。

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