斎藤三郎「娘 エレナ」
この作品について
技法
油彩画
油彩画
サイズ
サムホール
サムホール
「娘エレナ」は、斎藤三郎が得意としたスペインの女性像を描いた油彩画です。深い赤色のドレスに身を包んだ女性が、バラの花に囲まれながら静かに腰掛ける姿を描いており、華やかな色彩と落ち着いた表情が印象的な作品です。
斎藤三郎は埼玉県出身の洋画家で、二科展を中心に活躍しました。ヨーロッパ各地への取材旅行を重ね、特にスペインのフラメンコダンサーや民族衣装をまとった女性たちを数多く描いています。鮮やかな色彩と優雅な人物表現は斎藤三郎の画風を特徴づけるものであり、現在も女性像を中心に親しまれています。
本作では、赤いドレスの豊かな色彩に対し、黒い装飾を施した衣装や背景の落ち着いた色調が効果的に組み合わされています。女性の横顔や髪飾り、周囲に配されたバラの花などが細やかに描かれ、華やかさの中にも静かな気品が感じられます。
斎藤三郎を代表する女性像の一つである「娘エレナ」の図柄や、サムホールサイズの油彩原画という特徴、作品の保存状態、現在の市場相場などを総合的に評価し、精一杯の査定額をご提示のうえ、ご売却いただきました。

