いよいよ開催!『バンクシー展 天才か反逆者か』

2020.3.18

2020年、一番話題性が高い展覧会と言っても過言ではないバンクシー展が横浜にてスタートしました。

会期は3/15(日)~9/27(日)まで、横浜アソビルにて行われます。

2018年から、モスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港の世界5都市を巡回し、100万人以上の人々が訪れたバンクシー展がいよいよ日本でも公開となりました。

バンクシーと言えば、イギリスを拠点とするストリートアーティストで、2000年代からその活動が注目されるようになってきました。

一躍有名になったのは、2018年10月にサザビーズオークションへ出品された「赤い風船に手を伸ばす少女」が、約1億5千万円で落札された直後、額縁に仕掛けられたシュレッダーが作動して作品が裁断されたセンセーションなニュースではないでしょうか。

その時の画像ですが、気づいて驚いている人と、気づかないで微笑んでいる人の対比が面白いですね…

今回の展示会では、オリジナル作品や版画、立体オブジェクトなど、70点以上を過去最大級の規模で見ることができるそうなので、バンクシーが好きな人も、なんとなく知っている人も、なぜバンクシーが注目され、これだけ評価の高いアーティストなのかが体感できるのではないかと思います。

ちなみに、オークションにて、最も高く落札されたバンクシーの作品はこちら↓

「Devolved Parliament」2009年制作・250×420センチの大作

2019年のサザビーズロンドンオークションで、約13億円!で落札されました。チンパンジーに占拠されたイギリス下院が描かれ、一見滑稽に見えますが、EU離脱間近のイギリスの世相を表現した作品として高く評価されました。

さて、バンクシー本人ですが、未だに素性は明かされておりません。なぜならグラフィティ(落書き)アーティストという出発点があるため、素性が明かされれば捕まってしまうからと言われています。

素性が不明だからこそ、未知なる者が生み出す作品に対しての興味や評価がより一層高まっているのかもしれません。

アートを購入して将来の投資にしたい方には、バンクシーの作品は適しているかもしれませんが、いかんせんステンシルアート(型紙にスプレーを吹き付ける)が原点のバンクシー作品には贋作も多く存在します。

本物と認められたバンクシーの作品には、バンクシー本人が所有する唯一の認証機関Pest Control (ペストコントロール) が発行するCOACertificate of Authenticity)が付属されます。

もし、バンクシーの作品と言われても飛びつかず、証明書の存在を確認するようにしましょう。

弊社でもバンクシーの作品を積極的に取り扱いしておりますので、ご売却やご購入のご相談などお気軽にお問い合わせくださいませ。

バンクシー展は昨今のコロナ騒動で、余裕を持った観覧空間を確保するという趣旨で細かく予約制限管理をされているようです。見に行かれる方は、公式サイトをご確認のうえ、お出かけくだされば幸いです。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため休業しておりましたが、5/30より営業再開となりました。最新情報は下記の公式サイトでご確認ください。

┃バンクシー展 公式サイト

https://banksyexhibition.jp/

今年も誠にありがとうございました&年末年始のCM情報

2019.12.25

2019年も終わりに近づいてきました。年々1年が過ぎるのを早く感じるのは皆さんご一緒かと思いますが、今年は特に早かったですね…

と言いますのも、今年はありがたいことに美術品・絵画の買取を通じて、本当に数多くのお客様との素晴らしい出会いがあり、一日一日が刺激的でもの凄く早い1年でした。

個人様から法人様まで、多種多様なお取引をいたしましたが、査定・買取を通じて年々顕著になっているのが「高齢化社会」を肌で感じることです。

ご依頼いただくのは60代以上のお客様も多く、断捨離・生前整理・遺品整理などの理由が最も多いのではないでしょうか。子供や孫に残したいけど、絵画や美術品に興味がない、残されても困る、というケースが非常に多いですね。

60代・70代以上の方がご活躍されていたバブル期はまさに消費社会で、百貨店や画廊など著名作家の作品が驚くような値段で飛ぶように売れていた時代。持つことが豊かさの象徴だった時代です。今はその構造も変わってきて、若い人は所有すること自体に興味がなく、一部のコレクターが自己満足のために行うようなものに変わってきています。

それが最近よく聞く「サブスクリプション」ビジネスの流行や、買わずに借りるシェアリングサービスの拡大に繋がっています。絵画もサブスクリプション、レンタルのサービスを行っている会社も結構ありますが、これが爆発的に流行するということはあまり考えづらいと思います。個人的には絵画や美術品は所有して眺めてみて、時間をかけて良さが分かってくるような、そんな特徴があると感じます。

今後も絵画・美術品はどんどん整理、売却されることが増えていき、査定依頼や買取のご依頼は増えて私共にとってはありがたい限りですが、需給バランスで相場自体は確実に下がっていくと予測されます。著名作家の素晴らしい作品でもどんどん安くなっていく…寂しい限りですがこれも時代の流れでしょうか。

ただ、一部のジャンル(現代アートや超有名作家の名品、本当に古い時代のもの)については世界的な価値があるので、このようなお品物と出会えること、何よりも新しいお客様との出会いを楽しみに来年も精進してまいりたいと思っております。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

弊社の会社としての営業は12/27~1/5までお休みとなりますが、査定は年末年始も受け付けております。

 

※年末年始のCM放映スケジュール

 

12/31(火)フジテレビ系列「実はカットされてました」 午前9:50~10:50

1/3(金)フジテレビ系列「タカトシの路線バスで!傑作選」午前7:00~11:50

1/7(火)フジテレビ系列「ノンストップ!」午前9:50~11:25

 

 

目前に迫る2020年が皆さまにとって素晴らしい年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

TBS「グッとラック!」にて当社CMを放映いたします

2019.11.1

11月に入り、朝晩はめっきり涼しくなってきました。

11月から1か月間、美術品・絵画買取センターのテレビCMを放映することになりました!

TBSテレビ「グッとラック!」内で毎週火曜日、午前10時前後の放映予定です。

司会者は最近テレビで引っ張りだこの立川志らくさんです。

そして、この番組ポスターを制作されたのは、写実絵画で今最も人気のある作家といっても過言ではない中島健太さんが手がけています!

余白に描かれた、落書きのようにも見えるタッチの画は、東京都内の幼稚園に通う園児たちに中島健太さんが依頼して、“好きなもの”“笑顔”をテーマにクレヨンで自由に描いてもらったものだそうです。

子どもたちの絵と、見る人を優しく包み込む中島健太さんの絵が絶妙にマッチしたポスタービジュアルになっています。

これには立川志らくさんも「志らくワールドを幼稚園児の落書きで表現する、中島健太の慧眼!」と絶賛されたそうです。

もしお時間がありましたら、番組も、ついでにCMも拝見していただけると嬉しい限りです!

美術品・絵画買取センターの電車広告(都営地下鉄)掲載中です

2019.7.23

7月中旬より1ヵ月間、都営地下鉄線の窓上に弊社の広告を掲載しております。

いつもはテレビCMやラジオCM、折り込みチラシなど色々な媒体を使用しておりますが、今回は初めて電車の窓上広告を掲載してみました。

使用している路線は、弊社の最寄り駅「東日本橋」を通る都営地下鉄浅草線になります。

地下鉄浅草線は、スカイツリーのある押上駅から西馬込駅までが区間となりますが、京急線・京成線とも乗り入れしており、最長で神奈川県の三浦海岸のほうから千葉県の成田空港まで繋がっています。

できるだけ多くの方に見ていただければ嬉しいです。

最近、特に生前整理・遺品整理のお問い合わせが多く、評価が分からないまま処分してしまった、と聞くケースがよくあります。

ご親族が遺してくれたものを処分する前に一度お声がけしていただければ…と思うことも多々あり、少しでも弊社がお役に立てればと思っております。

これからお盆に向けてご家族様が集う時でもありますので、スマホから少しだけ目を上げて…断捨離の一環として思い出してくれれば大変幸いです。

長かった梅雨の明けも間近ですが、来る猛暑に負けないようどうぞご自愛くださいませ。