






2018.2.24
2017.11.29
2017.10.18
かつて美術愛好家がこぞって買った日本画、洋画の価格はバブル時のピークの5分の1、10分の1。これでは美術品を新たに買おうにも軍資金は出ないし、国内のマスコミではアートとお金の情報が不足しているので必要以上に安く売る羽目に。そのうえ、子どもや孫に「まったく無駄づかいして。もう美術品は買わないで」と言われる始末。不幸な悪循環です。絵画や美術品にはそれぞれ相場があり、需要と供給によって成り立っています。 ほとんどの美術品の買取額は購入したお値段から下がってしまうことも多く、高いお金を出したのにこんなものですか…残念です…と言われることも正直な話よくあることです。 「美術品や絵画=高価なもの・有名な作家になればなるほど将来値段が上がるもの」、という少し間違った認識が広まりすぎているのではないかと感じます。 長い間飾って楽しみ、値段が上がればもちろん言うことはありませんが、大事なことは、その作品を見て心が動き、それを購入して飾ることの心の豊かさではないかと思います。 日々、色々なお客様とのご売却の場面に立ち会うわけですが、お客様から「この作品を買ったときはこんなことがあって、こんな思いで眺めていましたよ」と作品との思い出話を聞くと、私たちも次に大切にしていただける方にお繋ぎしていきたい、と強く思います。 これからもお客様の気持ちに少しでも寄り添い、ご満足いただけるように努めていきたいと思うのでした。
2017.8.22
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