トレンツ・リャドの版画「マルパスの入り江」を買取させていただきました。
技法:シルクスクリーン
限定部数:250部
制作年:1992年
リャドの代名詞である “光のドラマ” を最もよく体現する一枚で、透明感のある水面と、地中海特有のまばゆい陽光が画面に満ちています。
画面構成の特徴は、“絵の中に窓枠が描かれているような二重構造”で通称「リャドフレーム」とも呼ばれています。
中央の風景は鮮やかに描き込まれ、周囲の淡いタッチは抽象絵画のように処理されており、写実と抽象が溶け合うリャド独自の世界観が表現されています。
存命時に制作された本人サインの作品ということもあり、精一杯の査定額にてご売却いただきました。
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